衣類ケアの重要性

お気に入りの一着は、あなたの目で見て。

衣服は、私たちが気づかないうちに、日常的に発生するスレやひっかかり等によってキズを負っています。 これらのキズは主に『糸引き』 と『破れ(穴)』に大きく分類されます。 『糸引き』とは、ひっかかり等によって布の繊維の一部がほどけている状態のことを言います。衣服のキズに一番多く見られるのがこの『糸引き』となります。このまま放置しておくと、糸がよりダメージを受けやすくなり、場合によっては穴にまで進行してしまうこともあります。下記には、糸引きから破れに進行する様子を示しました。

ひっかき傷写真
矢印
ひっかき傷写真
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ひっかき傷写真

最近は、猫や犬等のペットによるキズのご依頼も増えています。『破れ(穴)』とは、虫食いやタバコによる焦げ穴、糸引きが進行し繊維が切れてしまった状態のことを言います。糸引きに比べ修復が広範囲に及ぶため、作業に時間が掛かり料金も高額となってしまいます。 re'fabricでは、このようなキズに対して、糸を一本一本織り直していく『かけはぎ』という日本の伝統的な修繕技法を用いて衣服を修復していきます。 この『かけはぎ』によって、糸引きだけでなく破れ(穴)についても元に近い状態まで美しく直すことが可能です。糸引き程度のキズであれば、あまり気にせずそのまま着用される方が多いと思いますが、確実に衣服のキズは悪化していきます。 re'fabricでは穴の修繕を主に承っておりますが、 破れ(穴)に進行する前の、出来る限り早い段階での修繕をおすすめしています。